What is Montessori Educationl
モンテッソーリ教育とは

環境と教具


モンテッソーリ教育では環境を大切にしています。
帝塚山国際学園幼稚舎(TGAP)は、徹底したモンテッソーリ教育の実践で、子供たちの知的好奇心を大切にし、その自発性を尊重できるよう、充実した環境を整備しています。



モンテッソーリにおける環境

モンテッソーリ教育において環境を構成するものを3つとしています。

ひとつは施設や教具。
もう一つは子供とかかわるモンテッソーリ講師。
もう一つは子供たちの成長のタイミングともいえる「敏感期」に適切な教育を提供すること。

これら一つひとつが子供の教育に重要な意味をなしています。



施設:整えられた場所づくり

モンテッソーリ教育では、子供たちが安心して自由に遊び、作業のできる環境整備を重視します。

教室が清潔に保たれ、子供の目線で教室を見渡せること。そして落ち着いて過ごすことができるお家のような場所であること。

私たちは、これらを徹底し、さらに高度なレベルでモンテッソーリ教育の実践を目指し、一流の専門家の知恵や技術もお借りしながら、こだわりをもって子供たちが過ごす環境を整えています。




講師:モンテッソーリ教育習得者

モンテッソーリ教育において、子供たちと関わる講師の存在は、学園や教具と同様に、環境を構成する重要な要素のひとつと考えられています。教具などを取り扱う技術や管理する能力、子供を注意深く観察する態度、一人ひとりも子供の欲求に沿って教育を提供する力など、モンテッソーリ講師として適切な環境となることが求められます。

TGAPでは、すべての先生がモンテッソーリ講師もしくはモンテッソーリ講師を目指し勉強をしています。モンテッソーリ教育の生みの親であるマリア・モンテッソーリが力を注いだ厳しいモンテッソーリ講師育成ですが、ここ帝塚山国際学園でも徹底したモンテッソーリ教育を実践することでモンテッソーリ講師の技術と能力の継承、そしてさらなる発展を実現しています。

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敏感期:観察で発見する習得タイミング

モンテッソーリ教育では、感覚教育と同様に子供の中の自発性を重んじています。これは、将来、国際社会で様々な文化や背景を持つ人々と共に世界で活躍するために、欠かさない力です。さまざまな能力の獲得には、それぞれ最適な時期がありますが、脳生理学にも精通していたマリア・モンテッソーリは、能力開発に適した時期のことを「敏感期」と名づけています。

敏感期には、運動の敏感期、感覚の敏感期、秩序の敏感期、話し言葉の敏感期、文字に対する敏感期、数に対する敏感期、文化の敏感期などがあり、この知的好奇心が自発的に現れる時期に、自分で自分の活動を選び、自分のリズムで納得いくまで繰り返し活動します。

当園では、モンテッソーリ講師が、さまざまな能力の獲得を最大化させるため援助者として、一人ひとりの子供の「敏感期」を注意深く観察しています。そして、子供たちの集中時、それを妨げず、子供の自発性をまって子供が自発的に教具を選べる自由な環境を提供し、時には、やってみたいと思わせる魅力的な教具を揃え、自ら成長しようとする力を尊重した教育環境を整えています。



モンテッソーリの教具

当園では、感覚が合理的な方法で発達するように導くことができるモンテッソーリの教具を揃えています。教具は手で触って使い、幼児が発達の過程にある機能を確立させたり完成させたりする役目を持ちます。感覚を、視覚・触覚・聴覚・味覚・嗅覚の5つに分け、分類化・同一性・漸次性を明確にし、知的発達の基礎をつくっていきます。



montessori1.日常生活の練習

日常生活の様々な練習を通し、自分の生活を依存から自立へと成長させ、さらには精神的にも自立する心を育てます。

子どもが扱いやすいような子供用サイズの教具を使います。また、簡単に洗えて常に清潔に保つことができ、子供自身が汚れに気付くものを教具として使います。

また、落とせば割れてしまう陶器やガラス製のものなど、本物であることも重要です。本物の教具を使うことによって、本物の持つ美しさを感じとったり、壊さないように大切に取り扱うことも練習していきます。




montessori2.感覚教育

子供は3歳から6歳の間に、視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚の五感が著しく発達する特別な時期があります。感覚の発達は知的活動の基礎となるため、モンテッソーリ教育の中でも特に重要とされています。

感覚教育のための教具としては、有名な、大小10個の立方体を大きい方から積み上げていく「ピンクタワー」や、大小・高低・太細など視覚を養う「円柱さし」、粗さ滑らかさなど触覚を養う「触覚板」、聴覚で音の高低さを識別する「音感ベル」などを活用します。

教具は、使い方に誤りがあれば自分で気付くように工夫されており、また、子供の成長や文化的発展につなげるとともに、各教具は1セットずつ備えておくようにしています。これは、自分のやりたい教具を友達が使っている場合に、待つことを覚えるたり、代わってもらうための交渉を行うなど、マナーや社会性を身に付けることにも役立ちます。




montessori3.言語教育

言語発達の敏感期に従い、系統だてられた言語教育を実践しています。モンテッソーリでは、日常生活の練習と感覚教育を基礎とし、子供の興味や傾向に適したゲームや、言葉遊びを言語教育の導入や展開に使っていきます。

言語教育の教具としては、幾何学形の枠に沿って線を書くなどの運筆練習をする「メタルインセッツ」、つるつるした台にザラザラの砂文字で平仮名、カタカナが1文字ずつ書かれており、指でなぞる「砂文字板」などの教具を活用します。

「話す」「書く」「読む」だけではなく、「文法」や「文章構成」も早い時期から学び、言語能力の向上につなげます。




montessori4.算数教育

具体的に感覚で捉えることのできる「数量」からモンテッソーリの算数教育を始めます。

算数教具は、具体から抽象の世界へ、無理なく展開できるよう系統だてられています。例えば、十進法は、1、10、100、1000の「金ビーズ」を用いて、視覚や重さなどで数を体感しながら学びます。「銀行あそび」、「切手あそび」、「蛇あそび」などはグループおよび個人で4桁の四則演算を学ぶことができる教具です。

数学教育では、「数量」と、その数量を言い表すときに使う「数詞」、書き表すときに用いる「数字」の三者関係を重視し、これら3つを一致させることで数量概念を身に付けます。




montessori5.文化教育

動植物、地理、地学、歴史、道徳(宗教)、音楽、体育、美術など様々な分野から文化に触れていきます。

モンテッソーリ文化教育の教具には、「太陽系の惑星の模型」や「世界地図・日本地図パズル」、「動植物の絵カード」などがあり、生命の神秘への興味や芸術に関する表現力などを育てることができます。

また、当園のモンテッソーリ講師は、出身国も様々で、日本人講師も海外経験のあるグローバルな文化を熟知している先生たちです。日々の関わりの中で、様々な国の言語や文化に触れることができます。




montessori6.ITディスカバリー

タブレット端末やテレビ電話などを用いたITディスカバリーも実践しています。タブレット端末では、モンテッソーリの学習を実践できるアプリツールにより、普段の日常活動で行っているモンテッソーリをITツールを活用して学んでいきます。ITを駆使できる思考能力と、ITツールの活用スキルを同時に育成し、将来、様々な分野で活躍できるITリテラシーを育みます。



TGAPでは、モンテッソーリ教具を多数揃え、本格的環境を整えています。